診察券は病院の顔
このサイトでは診察券の印刷で失敗しないために押さえるべき、大切な基本のポイントなどをご紹介しています。
これから診察カードを作る予定ならば、ぜひ参考にしてみてください。
診察カードは病院のイメージにもなるのが特徴なので、考慮してデザインを考えるのがお勧めです。
また紙やプラスチックなど、診察カードを作るための素材もきちんと考えるのが大切です。
素材によって費用や日数も変わるほか、丈夫さや機能も変わってきます。
診察券の印刷で失敗しないために抑えるべき大切な基本のポイントなどを紹介!
病院や診療所で使用する診察券を、新しく作ろうと計画している人もいるのではないでしょうか。
患者がそれぞれ手にする診察券は、使いやすさや見やすさなどに配慮して制作するのがおすすめです。
印刷で失敗しないためには、基本のポイントを知ることが大切になります。
印刷して作れる診察券には、様々な特徴を持つものがあります。
リーズナブルで印刷の自由度の高い紙製や、丈夫で長持ちするプラスチック製のものがあるのが一般的です。
また会社によって様々なオプションが用意されています。
角を丸くしたり通し番号を入れたり、裏面にシールを貼り記入できるようにしたりすることも可能です。
どのようなタイプの診察券を作りたいか、あらかじめ考えておくのがお勧めです。
診察券を印刷会社に依頼する際のポイントとは
これから開業しようという方で忘れてはいけないのが、「診察券の発行」です。
診察券は病院の顔であり、患者さんは何かあったときのために常に持ち歩く必需品です。
そこで、顔となる診察券を印刷会社に依頼する際のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にされてみてください。
診察券と一口に言っても、ラミネート加工にするのか紙タイプなのか、はたまたプラスチックタイプなのか種類があります。
一番安く作れるのは紙タイプでその次がラミネート加工、そして一番金額が掛かるのがプラスチックタイプです。
紙と言ってもどこの印刷会社も厚手の紙を使用するため、そうそう破れることはありませんが、水濡れしたときに破損しやすいというデメリットがあります。
それに対してプラスチックタイプは丈夫なため、水に濡れても使うことができます。
ラミネート加工タイプは、紙をラミネートフィルムに挟み、ラミネーターという機械を通してフィルムに粘着させる方式で、いわば紙タイプとプラスチックタイプの中間のような存在です。
ラミネート加工タイプはボールペンや鉛筆で患者さんの名前を書くことはできませんが、マジックでなら記載は可能です。
コストを抑えたいのなら紙タイプ、丈夫さを取るならプラスチックタイプがおすすめです。
診察券はプラスチックで作るのがお勧めです
総合の大きな病院に対して、個人の診療所ではプラスチックではなく紙製の診察券を使っているところもあります。確かに紙製なら、コストもかからず新しく患者さんがきた時もすぐに用意できるというメリットもあります。しかし、紙製の場合はどうしても耐久性に不安が出てくるものです。定期的に通ってくる患者さんの場合、何度も使っているうちにボロボロになってしまうということも珍しくありません。紙製のカードだと、他の店舗のポイントカードと間違えて捨ててしまうこともあるでしょう。診察に行きたいのに、診察券が見つからないということにも繋がります。そうすると、他の病院にこの際行ってみようかなと思う人もいます。診療所にとっても、患者にとってもあまり良い傾向ではありません。このようなことを避けるために、診察券をプラスチックで作ることをお勧めします。丈夫でしっかりした作りなので、ボロボロになる心配もありません。きれいな色で作れば、患者さん自身も家で無くしにくくなります。
診察券のデザインはテーマカラーがポイントになる
診察券のデザインというと文言や文字の入れ方に気を取られがちですが、色の選択や配色、組み合わせなども大事ではないでしょうか。診察券のデザインの考え方の1つとして、テーマカラーというものを挙げることができます。これは色の方向性を決めたり、配色と組み合わせのヒントとなるもので、医療機関のイメージが反映されるものと言っても過言ではないです。清潔という理由で医療機関は白を選ぶ傾向ですが、白一色では診察券をデザインすることはできないわけです。そこで医療機関に相応しい色をテーマカラーとして、デザインを考えたり反映させることがポイントとなります。既にロゴが決まっているならその配色と統一させたり、同系色を3つくらいに絞って診察券の配色を検討することをおすすめします。ロゴと全く違う色を選んでしまうと患者さんは混乱しますし、何より統一感が損なわれてしまいます。その点、ロゴと一致させた上で背景や文字の色を決めて組み合わせれば、完成度の高い仕上がりになるのではないでしょうか。
診察券は病院のイメージ作りに重要な要素となる
診察券は、単純に患者であることを確認するためのものではありません。そのデザインを工夫することで、患者が来院しやすくなる雰囲気をもたらすものであることから、デザインが非常に重要なものとなっています。 患者が病院の予約をする時などに、診察券を頻繁に見ることになるため、その場合に単純に病院名や連絡先等が記載しているだけでは無機質な印象を持ってしまうことが少なくありません。そのため、治療を行うことに対し抵抗を感じてしまうことも多いものです。特に子供の場合には診察券に記載している様々なデザインを敏感に感じ取り、そのイメージを病院の雰囲気と重ねることが多いため、可愛らしいデザインの場合には行きたくなると言う気持ちを持つことも多くなります。 診察券のデザインは病院のイメージ作りにも重要な要素となり、そのデザインの選び方によってスタッフの気持ちを察することができるものでもあります。そのイメージ作りを、重要なものと捉えることが大切です。
信頼感を感じさせる診察券のデザインのコツ
クリニックなどの医療機関はロゴのデザインが印象を大きく左右しますが、診察券についても大切だといえるのではないでしょうか。丸みのある手書き風の文字だと親しみやすさを感じさせますが、どこか子供っぽい印象を与えてしまうのは否めないところです。信頼感を重視すると少し堅苦しく感じさせるくらいが丁度良いですし、遊び心を感じさせる要素はない方が良いこともあります。しかし、大人から子供まで対応する医療機関であれば、子供が見ても信頼感を覚える診察券に仕上げるのが望ましいです。漢字は読むのが難しいものをひらがなに置き換えたり、文字数を減らして視認性を高めるのがポイントです。当然ながら高齢者も診察券を使うことになるので、読みやすくて使い勝手が良いデザインを目指すべきです。また、カバンや財布の中から探して取り出したり、落としたり遠くに置いた場合に簡単に見つけられるように、アクセントとなる色を用いるのもおすすめです。診察券は誰にとっても分かりやすく使いやすいのが理想的ですし、理想を追求することによって、信頼されるデザインに仕上がっていくのではないでしょうか。
診察券を忘れた時は診療科窓口へ伝えましょう
病気やけがなどで定期的に通院する人であれば、診察券をご存知でしょう。最早通院には欠かせない物ですが、しかしなぜそこまで欠かせない存在となったのでしょうか。それは診察券を持参することにより、一人一人の患者を識別することが可能になったためです。それに加えて、事務処理の負担が軽減されるようになりました。この2点により、病院に取っては非常にプラスになるシステムとなったのです。ところでこの診察券ですが、通常は受付、病院によっては各診療科の受付に差し出します。券には名前やID番号が記載されており、これによって本人の認証が行われます。もし診察券を忘れた時は、自分が受診する診療科の窓口にその旨を伝えるようにしましょう。元々は紙製でしたが、今はプラスチックの物が多くなっていますし、またスマホアプリに登録する形で利用できる病院もあります。スマホだと忘れてしまうこともありませんし、受付と決済がこのアプリだけで済むこともあるので、とても便利です。